コラム
2026/03/18
住宅ローン 土地の購入 建売 注文住宅
既存借入があっても住宅ローンは組める?注意点と資金計画を解説
借入がある方のための住宅ローンと資金計画の完全ガイド
「車のローンが残っているけれど、住宅ローンは借りられるのだろうか」
「奨学金を返済中でも、マイホーム購入は可能?」
住宅購入を検討される多くの方が、既存の借り入れと住宅ローンの関係に不安を感じています。
実際、カーローン・カードローン・奨学金などを抱えたまま住宅を購入される方は少なくありません。
本コラムでは、
- 既存の借り入れがある場合でも住宅ローンは借りられるのか
- 借り入れがあることで生じる具体的なデメリット
- それでも住宅ローンを組むための現実的な対策
を分かりやすく解説します。
これから住宅購入を検討される方にとって、「知らなかった」では済まされない重要な内容です。
住宅ローン審査で見られる「既存の借り入れ」とは?

住宅ローン審査では、年収や勤務先、勤続年数だけでなく、現在の借り入れ状況も厳しくチェックされます。
対象となる主な借り入れは以下の通りです。
- カーローン・オートローン(カーリースも注意が必要です!)
- カードローン・キャッシング
- 奨学金(日本学生支援機構など)
- クレジットカードの分割払いやリボ払い
- 消費者金融からの借り入れ
これらはすべて「返済義務のある借り入れ」として扱われ、
住宅ローンの審査結果に直接影響します。
既存の借り入れがあっても住宅ローンは借りられるのか?

結論:借りられるケースは多い
結論から言うと、既存の借り入れがあっても住宅ローンを借りられるケースは多くあります。
金融機関が見ているのは、「借り入れの有無」そのものではなく、
返済のバランスが取れているかどうかです。
その判断基準となるのが「返済負担率」です。
返済負担率とは?
返済負担率とは、
年収に対する年間返済額(すべての借り入れ合計)の割合を指します。
一般的な目安は、
- 年収400万円未満:30%前後
- 年収400万円以上:35%前後
この範囲内に収まっていれば、既存の借り入れがあっても住宅ローン審査に通る可能性は十分あります。
※住宅ローンの審査基準や返済負担率は、金融機関や商品内容、個人の状況によって異なります。
奨学金があると不利になる?
奨学金については、
延滞なく返済されているかどうかが重視されます。
計画的に返済していれば、奨学金があること自体が大きなマイナスになるケースは多くありません。
実際、奨学金を返済しながら住宅ローンを組んでいる方は非常に多いのが現実です。
既存の借り入れがあることで生じる具体的なデメリット

既存の借り入れがある場合、住宅ローンが組める可能性はあっても、
条件面で不利になる点があることは理解しておく必要があります。
① 住宅ローンの借入可能額が下がる
もっとも大きなデメリットは、
借りられる住宅ローンの金額が下がる可能性があることです。
住宅ローン審査では、
既存ローンを含めた「年間返済額の合計」が重視されます。
例えば、
- カーローン:月3万円
- 奨学金:月1.5万円
すでに月4.5万円の返済がある場合、その分だけ住宅ローンに充てられる枠が減少します。
結果として、
- 希望していた借入額に届かない
- 物件価格を見直す必要が出てくる
といったケースも少なくありません。
カーリースも注意が必要!
近年、車の購入方法として、カーリースを利用される方が増えています。
月々の支払いが一定で、初期費用を抑えやすい点から、家計管理のしやすさを理由に選ばれるケースも多いようです。
しかし、住宅ローンを検討する際には、カーリースも注意が必要な借り入れの一つとなります。
というのも、カーリースは契約内容やリース会社によって、
住宅ローン審査においてカーローンと同様に「既存の借り入れ」として扱われる場合があるためです。
その場合、月々のリース料は返済負担率の計算に含まれ、
前述のとおり、住宅ローンの借入可能額が減少する要因となる可能性があります。
特に、
- 契約期間が長期にわたるカーリース
- 中途解約が難しい契約内容
の場合は、住宅ローン審査に影響が出やすくなるケースも見られます。
住宅購入を検討されている方で、
- これからカーリースを利用しようと考えている方
- すでにカーリース契約中の方
は、住宅ローンの申し込み前に、必ず一度ご相談ください。
事前に確認しておくことで、借入計画や物件選びの選択肢が広がる可能性もあります。
② 金融機関の選択肢が狭まる
金融機関によって、既存借入の評価基準は異なります。
- 借り入れ件数を重視する銀行
- カードローンに厳しい銀行
- 奨学金を比較的柔軟に見る銀行
そのため、既存の借り入れが多い場合、
利用できる金融機関が限られる可能性があります。
③ 金利条件が不利になることがある
借り入れ状況によっては、
希望していた金利優遇を受けられないケースもあります。
- 優遇金利の幅が小さくなる
- 変動金利ではなく固定金利を提案される
- フルローンが難しくなる
これらは、将来的な総返済額の増加につながる可能性があります。
④ 審査に時間がかかり、手続きが煩雑になる
既存借入が多い場合、金融機関から
- 借り入れ残高証明書
- 返済予定表
- 完済条件付き承認
などの提出を求められることがあります。
その結果、
審査に時間がかかる、手続きが増えるといった点もデメリットです。
⑤ 購入後の家計が圧迫されやすい
住宅ローン審査に通ったとしても、
既存ローンと住宅ローンの返済が重なることで、
毎月の家計に余裕がなくなるリスクがあります。
- 急な出費に対応できない
- 教育費や老後資金が不足する
- 生活の満足度が下がる
こうした事態を防ぐためにも、
「借りられるか」だけでなく
**「無理なく返していけるか」**を考えることが重要です。
既存借入があっても住宅ローンを借りるためのポイント

① 借り入れ状況を正確に把握する
まずは、
- 借り入れの種類
- 残高
- 毎月・年間の返済額
を正確に整理することが重要です。
② 整理・完済すべき借り入れを見極める
場合によっては、
残高の少ないカードローンなどを整理することで、
審査が有利になることもあります。
ただし、無理な完済で手元資金を減らすのは危険です。
③ 専門家による資金計画を立てる
住宅ローンは数十年にわたる返済が続きます。
将来のライフイベントを見据えた資金計画が欠かせません。
赤鹿地所では外部FPによる資金計画を無料で実施

赤鹿地所では、住宅購入をご検討中のお客様に対し、
外部のファイナンシャルプランナーによる無料の資金計画相談を実施しています。
- 既存借入がある場合の住宅ローンの考え方
- 無理のない借入額の設定
- 将来を見据えた家計バランスの整理
第三者の専門家が、客観的な視点でサポートします。
物件紹介と資金計画を並行できるから安心

赤鹿地所では、
資金計画と物件紹介を同時に進めることが可能です。
「まだ買えるか分からない」という段階からでも、
安心してご相談いただけます。
まとめ
既存借入があっても、正しい準備で住宅購入は可能
- 既存の借り入れがあっても住宅ローンは組める可能性がある
- 借入額や条件面でのデメリットは事前に理解しておくことが重要
- 専門家と一緒に資金計画を立てることが成功への近道
赤鹿地所では、
住宅ローンの不安を解消し、安心して購入できる環境づくりを大切にしています。
資金計画のご相談などは「FPによる住まいとお金の相談会」からお問い合わせください。
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