コラム
2025/12/16
不動産売却 不動産買取
姫路の不動産売却でよくある質問20選!プロが徹底回答します

姫路市で不動産売却を検討されている方から、日々多くのご質問が寄せられます。
「査定は本当に無料なのか」「売却にどれくらいの期間がかかるのか」「税金はどうなるのか」など、初めての売却では不安や疑問がつきものです。
創業60年以上の実績を持つ赤鹿地所には、姫路市に特化した豊富な知識とノウハウがあります。
この記事では、実際によく寄せられる質問を厳選し、プロの視点から分かりやすく回答していきます。相続物件の扱いや住み替えのタイミング、仲介と買取の違いなど、売却前に知っておきたい重要なポイントを網羅しました。
姫路市の不動産市場は、駅前再開発や新駅誕生などの影響で変化を続けています。適切なタイミングで売却するためにも、正しい知識を身につけることが大切です。
不動産売却の基本に関する質問
不動産売却を始める前に、まず基本的な流れや仕組みを理解しておくことが重要です。
ここでは、売却の第一歩となる査定から契約まで、多くの方が疑問に思う基本事項について解説します。初めて売却される方でも安心して進められるよう、分かりやすくお答えしていきます。
Q1. 不動産の査定は本当に無料ですか?
はい、無料です。
不動産会社による査定は、売却を検討されている方へのサービスとして提供されています。
赤鹿地所でも、姫路市およびその周辺エリアの不動産について無料で査定を行っています。査定を受けたからといって、必ず売却しなければならないわけではありません。
まだ迷われている段階でも、お気軽にご相談いただけます。査定結果を参考に、売却するかどうかをじっくりご検討ください。
Q2. 査定価格で必ず売り出さないといけませんか?
いいえ、その必要はありません。売り出し価格は売主様が決定できます。
ただし、査定価格は不動産取引のプロとして、客観的に売れやすい価格を算出したものです。
査定価格を大きく上回る金額で売り出してしまうと、売却に時間がかかるケースもあるでしょう。姫路市の不動産市場では、エリアによって価格動向が異なります。
駅前や姫路駅南エリアといった中心部部では価格が上昇傾向にある一方、郊外のエリアでは下落傾向も見られます。
市場の動向を踏まえた適切な価格設定が、スムーズな売却につながります。
Q3. 売却にはどれくらいの期間がかかりますか?
売り出し価格や物件の状況によって異なります。
仲介売却では最短でも1ヶ月前後、平均3ヶ月から半年ほどの期間が必要です。
お急ぎの場合、買取であれば最短一週間程度と早期に売却が可能です。売却期限が決まっている場合や、早急に現金化したい方には買取がおすすめです。
Q4. 住みながら売却できますか?
可能です。お住まいを売却される方の多くが、実際に住みながら売却をされています。
居住中の物件でも、内覧の際にご協力いただければ問題ありません。
ただし、室内をできるだけ整理整頓しておくことで、買主様に良い印象を与えることができます。
引っ越し先が決まってから売却活動を始めたい方もいらっしゃいますが、住み替えの場合は売却と購入のタイミング調整が重要になります。
赤鹿地所では、住み替え先の物件探しの他、賃貸物件の紹介や提携ハウスメーカーの紹介も可能なため、ワンストップで住み替えをサポートできます。
売却方法と契約に関する質問

不動産売却には、仲介売却と買取という2つの主要な方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、売主様の状況やご希望によって最適な方法は異なります。
また、不動産会社との契約形態についても理解しておくことが大切です。
Q5. 仲介売却と買取の違いは何ですか?
仲介と買取では、売却の仕組みが根本的に異なります。
仲介とは、不動産会社が物件を買いたいお客様を探し、物件のご案内から購入の調整、お引渡しなどの一連の取引をサポートする方法です。売却活動の期間や仲介手数料の支払いが必要ですが、相場に近い価格で売却がしやすいことがポイントです。
一方、買取とは、不動産会社が買主となり、お客様の不動産を直接購入する方法です。仲介より売却価格が下がってしまうことが多いですが、仲介手数料が不要で、早期に現金化ができます。
Q6. 媒介契約とは何ですか?
媒介契約とは、不動産会社に売却を依頼するための契約です。
売却することが決定すると、不動産会社(仲介業者)と媒介契約を結びます。「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の中から合ったものをお選びいただけます。
専属専任媒介契約は1社のみと契約し、1週間に1回以上の報告義務があり、契約から5日以内にレインズへの登録義務があります。
専任媒介契約も1社のみと契約しますが、2週間に1回以上の報告義務で、契約から7日以内にレインズへの登録義務があります。
一般媒介契約は複数の不動産会社と契約できますが、報告義務とレインズの登録義務はありません。
いずれも契約期間は3ヶ月以内ですが、お客様からの申し出により更新も可能です。
Q7. 売却を中断しても仲介手数料は発生しますか?
いいえ、発生しません。
仲介手数料はあくまでも成功報酬なので、売買がご成約しない場合にお支払いいただくことはありません。査定を受けた後や、売却活動を始めた後でも、事情が変わって売却を取りやめることは可能です。ただし、媒介契約を結んでいる場合は、契約内容に従って解除手続きが必要になることがあります。
Q8. 急いで売りたい場合はどうしたらいいですか?
2つの方法があります。
売り出し価格を安くして早期売却を狙う方法と、不動産会社へ直接買い取りを依頼する方法です。
赤鹿地所では、お客様のご要望に合わせて柔軟な売却方法をご提案しています。
買取の場合、最短1週間で現金化が可能です。売却時の諸経費も全て不要、残置物の撤去も必要ないため、手間なく素早くご売却することができます。
費用と税金に関する質問

不動産売却には、さまざまな費用や税金が関わってきます。事前に把握しておくことで、手元に残る金額を正確に計算でき、資金計画も立てやすくなります。ここでは、売却にかかる諸費用や税金について、具体的に解説していきます。
Q9. 売却に必要な書類はどのようなものですか?
売却されるのがご本人の場合は、いくつかの書類が必要です。
「身分証明書」「印鑑証明書」「登記済権利証」「実印」が基本的に必要となります。
現住所と登記上の住所が異なる場合は「住民票」なども必要です。
相続した物件の場合は、相続登記が完了していることが前提となりますが、まだ完了していない場合でも、提携司法書士を手配いたしますのでご安心ください。
Q10. 物件代金以外にいくら必要ですか?
諸費用の金額は物件により異なります。
仲介売却の場合、仲介手数料、登記費用、印紙税などがかかります。
仲介手数料は、売却価格が400万円を超える場合、「売却価格×3%+6万円+消費税」が上限となります。
また、住宅ローンが残っている場合は、抵当権抹消費用も必要です。買取の場合は仲介手数料が不要になるため、諸費用を抑えることができます。
Q11. 不動産売却にかかる税金について教えてください
不動産売却には、主に譲渡所得税がかかります。
譲渡所得税は、売却価格から取得費用と売却費用を差し引いた利益(譲渡所得)に対して課税されます。所有期間が5年以下の場合は短期譲渡所得、5年を超える場合は長期譲渡所得として、税率が異なります。
また、マイホームの売却の場合は、3,000万円の特別控除が適用できる可能性があります。
Q12. 住宅ローンが残っていますが、住み替えは可能ですか?
可能です。ただし、住宅ローンが残っている物件には抵当権がついているので、残りの債務を一括返済して抵当権を抹消する必要があります。
一般的には、買主様から売却代金を受領すると同時に住宅ローンを返済し、抵当権を抹消する流れになります。
姫路市の不動産市場に関する質問

姫路市の不動産市場は、近年大きく変化しています。駅前再開発や新駅誕生などの影響で、エリアによって価格動向が異なります。地域の特性を理解することで、より適切な売却戦略を立てることができます。
Q13. 姫路市の不動産価格は今後どうなりますか?
エリアによって動向が異なります。
令和7年現在、姫路市の不動産価格は上昇傾向です。特に、近年分譲マンションや商業施設の建築が盛んな姫路駅周辺や、JRの新駅が誕生する手柄・荒川エリアの不動産は需要が高く、価格が高騰しています。姫路駅、手柄駅、東姫路駅、亀山駅、広畑駅については不動産価格が上昇しており、これらの人気のエリアが姫路市の平均時価を引き上げています。
一方で、郊外のエリアについては下落傾向が見られています。人口減少やコンパクトシティの推進にともない、この二極化現象は今後も拡大していく可能性があります。
Q14. 姫路市で売却しやすいエリアはどこですか?
姫路駅周辺は再開発が進行中で商業施設が充実しており、地価は上昇傾向にあります。広畑区は住宅需要の増加により、地価が安定しています。飾磨区は住宅地として人気があり、商業施設が多く、地価は微増傾向です。これらのエリアは、特に地価が上昇傾向にあるため、売却対象として魅力的です。
これらエリアに限らず、交通利便性や商業施設の充実度が高い場所では、居住需要が増えやすく、売却しやすい可能性が高いです。
Q15. 相続した不動産はすぐに売却できますか?
相続登記が完了していれば売却可能です。相続登記がまだ完了していない場合でも、司法書士をご紹介しますのでまずはご相談ください。
相続した不動産の売却では、複数の相続人がいる場合の合意形成や、相続税の申告期限との兼ね合いなど、注意すべき点がいくつかあります。赤鹿地所では、相続物件の売却についても豊富な経験がありますので、お気軽にご相談ください。
Q16. 空き家の売却で注意すべき点はありますか?
空き家は放置すれば「負動産」となります。固定資産税の負担や管理コスト、防犯上の問題など様々なリスクを抱えることになります。
姫路市においても、少子高齢化や人口減少の影響で空き家問題が深刻化しています。特に2040年に向けて、団塊世代が平均寿命を超えることで、相続に伴う空き家の増加が予測されています。空き家の売却を検討している方は、タイミングを見極めるためにも早めに準備を始めることをおすすめします。建物の状態によって価格が大きく左右されるため、早めの査定が重要です。
その他の質問
ここまで基本的な質問を中心に解説してきましたが、売却にはさまざまな個別の事情があります。最後に、その他のよくある質問についてお答えします。
Q17. 売却時期はまだ未定ですが、相談だけでものっていただけますか?
はい、もちろんです。
どんな些細なご相談でもお気軽にお申しつけください。まだ売るかどうか迷われている状態でもご遠慮なくご相談ください。査定結果やご相談内容を参考にしていただくだけでも結構です。不動産売却は大きな決断ですので、じっくりと検討していただくことが大切です。
Q18. 住み替えで新居を購入する際、住宅ローンは借り換えできますか?
はい、売却と購入の状況に応じて借り換えを含めたローンの組み直しが可能です。
住み替えでは、現在の住宅ローンを完済したうえで、新居購入時に金利や返済条件を見直して借り換えるケースが一般的です。購入価格や返済負担、将来のライフプランを踏まえ、最適な借り換え方法を検討することが重要です。
Q19. 売却する場合と賃貸に出す場合、どちらも査定してもらえますか?
はい、どちらも査定・シミュレーションを行います。
赤鹿地所では賃貸管理も行っておりますので、売却と賃貸どちらも査定・シミュレーションを行い、お持ちの不動産にとって最適なプランをご提案させていただきます。将来的な資産価値や収益性、管理の手間なども含めて、総合的に判断することが大切です。
Q20. 赤鹿地所に売却を依頼するメリットは何ですか?
地域密着60年の実績と姫路市内トップクラスの集客力です。
創業から60年以上、姫路市に特化した不動産会社として経営をしてきました。姫路市の物件を数多く取り扱ってきたため、物件の適正な査定金額の算出や販売方法などのノウハウが豊富な点が強みです。
また総合不動産業として、売買だけではなく、賃貸や商業開発など地域に密着した事業を幅広く展開しているため、不動産会社同士のネットワークと総合力を活かした幅広い集客力により、毎日数多くのお問合せがあります。買いたい人がたくさん集まっているので、スピーディな売却へ導くことが可能です。
まとめ
姫路市で不動産売却を検討されている方からよく寄せられる質問について、詳しく解説してきました。
査定は無料で受けられること、仲介売却と買取にはそれぞれメリット・デメリットがあること、売却には諸費用や税金がかかること、姫路市の不動産市場はエリアによって動向が異なることなど、売却前に知っておきたい重要なポイントをご理解いただけたでしょうか。
不動産売却は人生の中でも大きな決断の一つです。分からないことや不安なことがあれば、遠慮なく専門家に相談することが大切です。
赤鹿地所は、創業60年以上の実績を持つ姫路市に特化した不動産会社として、地域の物件に関する豊富なノウハウを蓄積しています。
姫路市内トップクラスの集客力で「早く」「高く」「安心して」売れることを強みとしており、賃貸物件や新築など住み替えにもワンストップで対応可能です。不動産・税務に関する専門家サポート体制も整っており、司法書士と連携した法律サポートも提供しています。
姫路市で不動産売却をお考えの方は、まずは無料査定から始めてみませんか?赤鹿地所の不動産売却では、お客様一人ひとりのご要望に合わせた最適な売却プランをご提案いたします。

