コラム
2025/11/26
土地の購入 姫路おすすめスポット 注文住宅
R8年度開校!姫路市で進む市立3高校の統合と新校設置 — 通学を視野に入れた土地・住まい選びのポイントは?

姫路市は、市立の姫路高等学校・琴丘高等学校・飾磨高等学校の3校を統合し、新たに「姫路市立高等学校」を設置する計画を進めています。
初年度は既存の市立姫路高校(辻井)校地を活用したうえで、将来的に旧中央卸売市場跡地へ新校舎を整備・移転する方針です。
本記事では、姫路市立高校3校の統合や新校についての詳細情報、また新校への通学を視野にいれた土地・住まい選びのポイントをお伝えします。
姫路市立3高校(姫路・琴丘・飾磨)の統合・再編の概要
対象校とスケジュール
統合の対象は姫路高校・琴丘高校・飾磨高校の3校です。
3校を合併した「姫路市立高等学校」の開校は令和8年(2026年)4月が予定されています。
初年度は姫路高校(辻井)校地を暫定利用した上で、段階的に新校舎へ移転する予定とされています。
新校舎は旧中央卸売市場跡地への整備が予定していますが、現時点で移転時期などは未定です。
令和7年11月現在、学校説明会の開催、制服や校章が決定するなど、4月の開校に向け着々と準備が進められています。
姫路市立高等学校の詳細
統合後に新設される姫路市立高等学校は、1学年8〜10クラス規模が計画されており、従来の市立3校と比較して大規模校となります。
これにより、教員配置数の増加や専門教員の確保が可能になり、生徒の進路希望に応じたきめ細かな指導体制の構築が期待できます。
姫路市教育委員会の資料によると、統合後は「3校それぞれの強みを継承しつつ、生徒の興味・関心に合わせて柔軟に科目選択ができる教育課程」を整備する方針が示されています。
□ 多様な教育課程(令和8年度入学生から適用)
公式発表されている教育課程案では、一般的な高校科目に加え、以下のような専門性の高い選択科目が用意されています。
- 絵画・デザイン
- 音楽理論
- 英会話
- データサイエンス
- ファッション造形基礎
- 演奏研究 …など
このような幅広いカリキュラムは、従来の普通科には見られない進路の多様化に対応した内容であり、専門的な学びを求める生徒にとって魅力的な環境となります。
□ 「姫路型」探究学習の導入
姫路市立高等学校では、「姫路型」探究学習が3年間を通して展開される予定です。1年次の自己探究・地域探究から始まり、2 年次は、分野ごとのゼミ制による100分探究。3 年次はその後の進路を踏まえつつ、学習成果をまとめ、深化させる3年間を通した探求学習が計画されています。
□ グローバル教育の実践
今後ますます多様化していく社会に進出していく上で、グローバル教育はもはや必須といえます。姫路市立高等学校では、グローバル社会における多様性を理解し、自らの世界を広げるカリキュラムが計画されており、海外校との交流など多様な体験機会が予定されています。
□ リベラルアーツ教育、体験型教育の重視
卒業後も成長し続けることのできる人材を育てるため、「自己成長につながるリベラルアーツ教育」や「体験型学習」を重視し、広い視点や柔軟な発想力を養います。3年間を通して専門性・汎用性の高い様々なカリキュラムが用意されています。
これまでの市立3校(姫路・琴丘・飾磨)はどうなる?
今回統合される姫路高校・琴丘高校・飾磨高校は、R7年度入学生を最後に募集を終了、在校生は卒業までそれぞれの学校に通うことができます。
これまでの各校での教育活動はもちろん、3校合同イベントを開催するなどより充実した学校生活を送ることができる取組みが予定されています。
姫路市立高等学校の通学区と土地・住まい選び

姫路市立高等学校の新設に伴い、同校への進学を選択肢に入れるのであれば、通学利便性はマイホーム購入の重要なポイントのひとつです。
姫路市立高等学校の通学区域は姫路市を中心とする第四学区及び高砂市です。第四学区とは姫路市、相生市、たつの市、赤穂市、宍粟市、神河町、市川町、福崎町、太子町、上郡町、佐用町が含まれます。
基本的に姫路市内の自転車圏内であれば、辻井校舎も旧中央卸売市場跡地(延末)へ移設予定の新校へも、自転車での通学がメインになるでしょう。
公共交通機関を利用する場合、辻井校への通学は神姫バス「姫路高校前」・移転後の手柄エリアへの通学は山陽電鉄「手柄駅」の利用がメインとなるでしょう。
赤鹿地所では姫路市を中心に、通学区内の各エリアごとの生活環境も踏まえ、安心してお住まいを選べる土地・住まい情報を随時ご紹介しています。
ご希望の方には、通学区域内の土地情報や最新の分譲地情報を個別にご案内しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

