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コラム

2025/09/12

注文住宅

姫路のマイホーム予算相場とは?2025年最新データ分析

姫路のマイホーム予算相場とは?2025年最新データ分析

姫路市のマイホーム事情と予算相場の実態

姫路でマイホームを建てたい。でも予算はどれくらい必要なの?

世界遺産・姫路城を有する歴史ある街、姫路市。交通の便が良く、自然環境も豊かなこの街で、マイホームを手に入れたいと考える方は多いでしょう。しかし、実際に家づくりを始めようとすると、まず気になるのは「予算」ではないでしょうか。

2025年現在、姫路市のマイホーム事情はどうなっているのか?土地価格や建築費用の相場は?これから家づくりを始める方に向けて、最新データを基に徹底解説します。

姫路市の土地価格相場を徹底分析

マイホームの予算を考える上で、まず押さえておきたいのが土地の価格相場です。

2024年に公表された国土交通省の不動産公示価格によると、姫路市の土地価格相場は1坪あたり約35万円となっています。これは兵庫県内の市町村ランキングでは9位に位置し、芦屋市の141万円や神戸市の121万円と比べると手頃な価格と言えるでしょう。

ただし、同じ姫路市内でも地域によって価格差は大きいです。赤鹿地所が作成している「土地坪単価MAP」では、各地域の坪単価は以下のようになっています。

  • 白鷺小中学校区:約82.1万円/坪
  • 手柄小学校区:約39.8万円/坪
  • 城陽小学校区:約45.2万円/坪
  • 安室東小学校区:約34.8万円/坪
  • 網干小学校区:約19.7万円/坪

このように、姫路駅から離れるほど土地価格は下がる傾向にあります。40坪の土地を購入する場合、白鷺小中学校区では約3,284万円、網干小学校区では約788万円と、約2,500万円の差が生じることになります。

注目すべきは、姫路市の中心部や駅周辺では再開発が進み、新しい商業施設や住宅地が次々と誕生していることです。こうした生活利便性の高いエリアは人気が高まっており、地価も上昇傾向にあります。

一方で、郊外の駅から離れた地域では地価が下がっている場所もあります。予算を抑えたい方は、こうしたエリアも視野に入れると良いでしょう。

姫路市の注文住宅にかかる費用は?

土地の次に考えるべきは、建物本体の費用です。姫路市での注文住宅の相場はどうなっているのでしょうか?

2025年現在、姫路市での注文住宅の坪単価は、ハウスメーカーや工務店によって大きく異なります。一般的な相場は以下の通りです。

  • ハイグレードハウスメーカー:80万円~120万円/坪
  • 地元工務店:50万円~80万円/坪
  • ローコストビルダー:40万円~60万円/坪

例えば、30坪の家を建てる場合、大手ハウスメーカーなら万円2,400~3,600万円、地元工務店なら1,500万円~2,400万円、ローコストビルダーなら1,200万円~1,800万円が目安となります。

ただし、これはあくまで建物本体の費用であり、外構工事や設備、諸費用などは含まれていません。実際の総費用はこれに加えて10~20%程度上乗せされると考えておくと良いでしょう。

姫路市の建売住宅の相場は?

注文住宅ではなく、建売住宅を検討している方も多いでしょう。姫路市の建売住宅の相場はどうなっているのでしょうか?

2025年現在、姫路市の新築建売一戸建ての平均価格は約2,800万円前後です。高いものでは4000万円前後、ローコストでは2000万円以下の物件など、幅広い価格帯の物件が存在します。

建売住宅の平均的な土地面積は約40坪前後建物面積は約30坪前後で、4LDKの間取りが平均的です。

注文住宅と比較すると、建売住宅は「すぐに住める」「価格が明確」などのメリットがあります。一方で「間取りやデザインの自由度が低い」「立地が限られる」などのデメリットもあります。

姫路市の人気エリアと特徴

姫路市内でも、特に人気のあるエリアはどこなのでしょうか?学校区や生活環境の観点から見てみましょう。

  • 飾磨小学校区:瀬戸内海に近く、自然環境と交通の便のバランスが良いエリア
  • 城陽小学校区:姫路駅からのアクセスが良く、商業施設も充実した便利なエリア
  • 安室東小学校区:静かな住環境と教育環境の良さが評価されているエリア
  • 荒川小学校区:R7年にJR手柄平和公園駅が開業予定、生活利便性が魅力のエリア

特に子育て世代には、学校区の評判や通学のしやすさ、公園や子育て支援施設の充実度などが重要なポイントになります。物件探しの際は、これらの点もチェックしておくと良いでしょう。

姫路市は南は海、北は山と自然環境に恵まれており、JRや山陽電鉄などの交通網も充実しています。神戸まで約40分、大阪まで約1時間とアクセスも良好です。

マイホーム購入に必要な収入と貯金額

では、姫路市でマイホームを購入するためには、どれくらいの収入や貯金が必要なのでしょうか?

一般的に、住宅ローンの返済額は年収の30%以内に抑えることが推奨されています。

また、頭金としては物件価格の20%程度と言われていますが、近頃は住宅ローン控除があるため、フルローンで住宅購入をする方の割合が増えています。

さらに、登記費用や仲介手数料、引越し費用などの諸費用として、物件価格の6~8%程度(約175~230万円)も必要になります。

住宅ローンの選び方と注意点

住宅ローンは、金融機関によって金利や手数料、サービス内容が異なります。比較検討のポイントとしては、以下の点が挙げられます。

  • 金利タイプ:変動金利か固定金利か
  • 借入期間:長期にするほど月々の返済額は減るが、総支払額は増える
  • 団体信用生命保険:付帯サービスの内容と保障範囲
  • 繰上返済手数料:将来的に繰上返済を検討している場合は重要
  • 保証料:一括前払いか金利上乗せ方式か

2025年現在、日銀の政策金利が引き上げられたことから住宅ローン金利は上昇傾向ですが、まだ低金利であると言えるでしょう。今後の金融政策によっては上昇する可能性もあります。特に変動金利を選ぶ場合は、将来的な金利上昇リスクも考慮しておくことが大切です。

姫路市の土地探しのコツと注意点

最後に、姫路市で土地を探す際のコツと注意点をご紹介します。

姫路市には赤鹿地所が販売している「ロワイヤルガーデンズ」のような建築条件のない分譲地も多く存在します。建築条件なしの土地であれば、好きなハウスメーカーや工務店で家を建てることができるため、選択肢が広がります。

土地選びで重視したいポイントは以下の通りです。

  • 立地条件:通勤・通学のしやすさ、買い物の便利さ
  • 周辺環境:騒音、日当たり、風通し、治安
  • 将来性:今後の開発計画、人口動態
  • 法的制限:用途地域、建ぺい率、容積率
  • 地盤の状態:液状化リスク、造成履歴

特に姫路市では、小学校区による住環境や教育環境の違いが大きいため、家族構成や子どもの年齢に合わせた選択が重要です。資料ダウンロードページで手に入る「小学校区情報マスターブック」などの地域情報も参考にすると良いでしょう。

土地探しでお悩みの方は、定期的に開催している「土地探しイベント」「マイホーム購入相談会」などのイベントに参加してみるのもおすすめです。プロのアドバイスを受けることで、より良い土地選びができるでしょう。

まとめ:姫路市でマイホームを手に入れるために

姫路市でのマイホーム購入の予算相場をまとめると、以下のようになります。

  • 土地価格:平均35万円/坪(エリアにより大きく異なる)
  • 注文住宅:40万円~130万円/坪(住宅メーカーにより異なる)
  • 建売住宅:平均2,800万円

姫路市は兵庫県内でも比較的手頃な価格でマイホームを手に入れられる地域です。交通の便が良く、教育環境も充実しており、子育て世代にとって魅力的な街と言えるでしょう。

マイホーム購入は人生の大きな決断です。焦らず、じっくりと情報収集を行い、自分たちにとって最適な選択をしてください。

姫路市での土地・住宅情報をお探しの方は、地域密着型の不動産会社「赤鹿地所」にご相談ください。建築条件のない分譲地「ロワイヤルガーデンズ」をはじめ、多数の物件情報を取り扱っています。土地探しのセミナーや相談会も定期的に開催していますので、お気軽にお問い合わせください。

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