コラム
2025/09/10
土地の購入 姫路おすすめスポット 注文住宅
姫路市|城陽小学校区の住みやすさ・子育て環境・治安について解説
姫路駅の南側に広がり、都市の利便性と落ち着いた住環境を両立する城陽小学校区。
その名の通り、明るさと活気に満ちたこの地域は東姫路駅&姫路駅が利用できる交通の便の良さと、阿保エリアの開発整備による住環境の向上により、充実した子育て環境で知られています。
2025年現在、姫路駅南エリアを代表する人気の高い校区の一つとして、子育て世代から働き盛りの世代まで、幅広い層から注目を集めています。
「姫路市内で住むならどこがいいの?」
そんな疑問を持つ方に、地元不動産のプロとして城陽小学校区の魅力をお伝えします。姫路駅へ徒歩圏内という抜群のアクセス、充実した教育環境など、この地域ならではの特色を徹底解説していきましょう。
この記事では、そんな城陽小学校区の住みやすさを、交通アクセス、教育環境、生活利便性など様々な角度から詳しく解説していきます。姫路市内での住まい探しの参考にしてください。
城陽小学校区の基本情報と地理的特徴
まずは城陽小学校区の基本情報から見ていきましょう。
城陽小学校は姫路市北条923-1に位置し、姫路駅の南側に広がる住宅地の中心に立地しています。児童数は約645名、23学級(2024年度の参考情報)と、姫路市内では中規模の小学校ですが、年々児童数が増えている数少ない校区です。多くの子どもたちが集まる活気ある環境は、多様な人間関係の中で社会性を育む絶好の機会となるでしょう。
地理的には姫路駅の南東に位置し、JR姫路駅・JR東姫路駅の2駅が利用できる交通の要衝です。校区の西側には、広大な敷地を誇る手柄山中央公園が隣接しており、都市部にありながら豊かな自然と触れ合える環境が整っています。
城陽小学校区の範囲は、主に北条、南条、南駅前町、豊沢町、三条町1丁目、阿保などを含むエリア。小学校から姫路駅までは徒歩で約12分、自転車なら約5分という距離で、市街地へのアクセスの良さは市内でもトップクラスです。
進学先となる姫路市立山陽中学校は、城陽小学校区、手柄小学校区、荒川小学校区の3つの校区から生徒が集まり、姫路市内の生徒数ランキング1位の大規模な中学校。また、次期は未定ですが将来的に城陽小学校区単独で小中一貫教育を実施する義務教育学校となる予定で、教育環境の充実がますます期待されています。
城陽小学校区は、姫路駅周辺の利便性を最大限に享受しながら、落ち着いた暮らしも実現できる、非常にバランスの取れた地域と言えるでしょう。
城陽小学校の教育環境と特色
姫路市立城陽小学校は、「やる木(やる気)・こん木(根気)・げん木(元気)」の3つの木を育てるための教育目標に掲げており、子どもたちの健やかな成長を育んでいます。
活気のある大規模校ならではの多様なクラブ活動も魅力の一つで、子どもたちは様々な活動を通じて、共通の興味を持つ仲間との絆を深めています。特に金管バンドは有名で、全国大会の出場経験も豊富。地域のイベントでの演奏を披露するなど、多様な活動を広げています。
現在の進学先である山陽中学校は生徒数が多く、「マンモス校」とも呼ばれています。多くの友人との出会いや部活動での活発な活動を通じて、子どもたちは社会性や協調性を身につけていきます。
また、先述した通り、城陽小学校区には、姫路市で4校目の小中一貫義務教育学校の整備が計画されています。
城陽小学校の敷地に中等部校舎を建築、各種設備を増築した上での開校が予定されていますが、具体的な開校時期は現時点で公表されていません。
この義務教育学校の整備は、城陽小学校区へのマンション新築や区画整理事業による住宅地の整備により児童数が増え続けていることから計画されており、城陽小学校区の子育て世帯からの人気の高さがうかがえます。
姫路市では現在小中一貫教育を進めていますが、城陽小学校の義務教育学校の計画は白鷺小中学校、四郷学院、豊富小中学校に続く4校目。
9年を通して一貫した教育を実施することで、子どもたちの学力向上と人間関係力の育成が期待されています。
城陽小学校区の周辺環境と生活利便性
城陽小学校区の魅力は教育環境だけではありません。日常生活を送る上での利便性は、姫路市内でも屈指の高さを誇ります。
徒歩や自転車で行ける範囲にスーパーやドラッグストア、商業施設が充実しており、日々の買い物に困ることはありません。
マックスバリュエクスプレス北条店
所在地: 姫路市三左衛門堀東の町121
姫路駅南東に位置する、労働会館や総合庁舎などの公的施設や各種商業施設でにぎわうロードサイドにあるスーパー。通常のマックスバリュより品揃えが1.5倍豊富な「エクスプレス」という店舗です。24時時間営業なので仕事帰りや急なお買い物にも便利。
ハローズ東姫路店
所在地: 姫路市阿保66−1
姫路警察署の南側に位置する、24時間営業のスーパーです。整骨院やコインランドリー、100円ショップが併設されており地元住民の生活を支えています。
スギドラッグ東姫路店
所在地:庫県姫路市阿保甲71番地1
上記のハローズに隣接するドラッグストアです。店内に処方箋薬局があり、平日は夜19時まで、土曜日も日中は処方箋も受け取れるため買い物ついでに利用ができて便利です。
―
医療機関も充実しており、各種クリニックから総合病院まで身近に揃っているため、子育て世代にとっても非常に安心できる環境です。
もりたファミリークリニック
所在地: 姫路市北条宮の町221
校区内にあり、子どもから大人まで診てもらえる家庭のかかりつけ医として頼りになるクリニックです。
城陽江尻病院
所在地: 姫路市北条1丁目279
内科、外科、整形外科などを備える地域の中核病院。救急対応もしており、地域の安心を支えています。
じむらクリニック
所在地: 姫路市阿保甲53-1
耳鼻科・皮膚科・小児科が1つになったクリニック。学校医としても地域医療に貢献しています。
―
校区外にはなりますが、隣接するエリアには現在再整備が進められている「手柄山中央公園」があります。広大な敷地内には、水族館、温室植物園、平和資料館といった文化施設のほか、陸上競技場や体育館などのスポーツ施設(※現在、新体育館等整備中)など、多彩な施設が揃っています。再整備によってますます魅力的になることが期待されており、週末には家族で一日中楽しめるスポットに。
城陽小学校からは車で5~10分ほどでアクセス可能で、駐車場も完備されているため、利用もしやすいですね。
また、校区東部には二級河川の市川が流れており、緑豊かな河川敷には緑地やグラウンドが整備されています。
交通アクセスは言うまでもなく抜群で、姫路駅からJRや山陽電車を利用すれば、神戸・大阪方面への通勤・通学もスムーズです。JR東姫路駅、JR姫路駅と行先に応じて使い分けることも可能。
都会的な生活の利便性と、緑豊かな環境での子育てを両立できること、それがこの地域の最大の強みです。
城陽小学校区の住宅事情と不動産市場
城陽小学校区は姫路駅徒歩圏内の人気エリアであるため、不動産市場も活発です。
この地域は古くからの住宅地に加え、近年では新しいマンションや戸建ても増えており、多様なニーズに応える物件が見つかります。特に、駅に近いエリアでは単身者や共働き世帯向けのマンションが多く、少し離れた落ち着いたエリアではファミリー向けの戸建てが中心となります。
人気エリアのため、土地の価格は姫路市内では高めの傾向にあります。校区内の地域によって差はありますが、赤鹿地所が作成している坪単価マップでは45万円/坪前後が相場となっています。エリア内でも人気の高い場所や好条件の物件では坪単価が60万円を超えることも。
このように城陽小学校区は常に需要が高く、物件の動きも早いため、希望に合う物件と出会うためには、常に最新の情報をチェックしておくことが重要です。長期的に見ても資産価値が下がりにくいエリアと言えるでしょう。
姫路市内での住まい探しなら、地域情報に精通した地元の不動産会社に相談するのがおすすめです。赤鹿地所では豊富な物件情報と地域に関する深い知識で、あなたの理想の住まい探しをサポートいたします。
城陽小学校区の安全性と地域コミュニティ
子育て世帯にとって、住環境の安全性は最も重要な要素の一つです。
城陽小学校区は、姫路駅南の整備された市街地に位置し、比較的治安の良い地域として知られています。姫路市全体で「こども見守り隊」の活動が推進されており、地域のボランティアが登下校時の子どもたちの安全を見守っています。市の防災センターも校区内の三左衛門堀西の町にあり、地域住民の安全意識の高さがうかがえます。
地域コミュニティの活動も盛んで、毎年5月下旬には「三左衛門堀・川まつり」が開催されます。これは城陽校区の全町が参加する大きなお祭りで、地域住民が一堂に会するこのイベントは、住民同士の交流を深め、地域の連帯感を育む大切な機会となっています。
このように、城陽小学校区は単に便利なだけでなく、人と人との繋がりを大切にする温かいコミュニティが根付いている地域なのです。
城陽小学校区と他の人気校区との比較
姫路市内には城陽小学校区のほかにも、城乾小学校区、安室東小学校区、白鷺小中学校区など、それぞれに特色のある人気校区が存在します。
城乾小学校区は姫路城北西の落ち着いた環境が魅力ですが、駅からの距離は城陽小学校区の方が近く、日常的な利便性では一歩リードしています。
安室東小学校区は新しい住宅地が多く、子育て世代に人気ですが、公共交通機関での移動を考えると、姫路駅を日常的に利用する方にとっては城陽小学校区のアクセス性が際立ちます。
白鷺小中学校区は姫路城に最も近い中心市街地にありますが、より商業的な側面が強いエリアです。静かな住環境と公園などへのアクセスを重視するなら、城陽小学校区が魅力的な選択肢となるでしょう。
これらの校区と比較したとき、城陽小学校区の最大の強みは「JR姫路駅への圧倒的なアクセス性」と「自然・文化施設への近さ」を両立している点です。通勤・通学の利便性を最優先しつつ、豊かな子育て環境も譲れないという方にとって、まさに理想的な地域と言えます。
まとめ:城陽小学校区は利便性と住環境を両立させたい家族に最適なエリア!
姫路市城陽小学校区の魅力について、様々な角度から紹介してきました。
城陽小学校区は、姫路駅へ徒歩圏内という最高のアクセス性を誇りながら、隣接する市川や手柄山など豊かな自然環境にも恵まれた、非常にバランスの取れた地域です。活気のある大規模校での教育、充実した買い物・医療施設、そして温かい地域コミュニティが、日々の暮らしを豊かに彩ります。
不動産価格はやや高めですが、それに見合うだけの利便性と資産価値が期待できるエリアです。特に、電車通勤をされる方や、都市の利便性を享受しながらのびのびと子育てをしたいと考えるご家庭におすすめです。
姫路市内での住まい探しを検討されている方は、ぜひこの魅力あふれる城陽小学校区を選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。