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コラム

2025/08/29

土地の購入 注文住宅

姫路で土地購入する初心者必見!土地探しで失敗しない7つの手順

姫路で土地を購入する前に知っておくべきこと

マイホームを建てるための第一歩となる土地購入。特に姫路エリアでは、地域ごとに特色があり選択肢も豊富です。

しかし、土地は一生に一度の大きな買い物。失敗すれば長年にわたって後悔することになりかねません。実際、土地購入で後悔する方の多くは「もっと事前に調べておけば良かった」と感じています。

姫路市内には飾磨小学校区や高岡小学校区、広峰小学校区、城乾小学校区など、それぞれに特徴のある住環境が広がっています。子育て環境や通勤のしやすさ、将来の資産価値まで考慮した土地選びが重要なのです。

どうすれば後悔のない土地購入ができるのでしょうか?

この記事では、姫路で土地を購入する初心者のために、失敗しないための7つの手順を詳しく解説します。土地探しから契約までの流れ、チェックすべきポイント、さらに姫路市特有の注意点まで、これから土地購入を考えている方に役立つ情報をお届けします。

手順1:理想の暮らしをイメージして優先順位を決める

土地選びの第一歩は、家族でどんな暮らしがしたいかを話し合うことです。姫路市内でも地域によって特色が大きく異なります。

例えば、姫路駅周辺なら交通の便が良く買い物にも困りませんが、土地価格は高めです。一方、飾東町や花田町などの郊外エリアは比較的リーズナブルな価格で広い土地が手に入りますが、日常の買い物や通勤を車に頼ることになるでしょう。このように、メリットとデメリットを家族で話し合い、何を優先するかを明確にすることが大切です。

優先順位を決める際のポイントは以下の通りです:

  • 通勤・通学のしやすさ(駅やバス停からの距離)
  • 子育て環境(学校区、公園の有無)
  • 買い物などの生活利便性
  • 将来の資産価値
  • 予算

「子どもの教育を最優先したい」と考えるなら、姫路市内でも評判の良い小学校区を重視するといいでしょう。

家族それぞれの希望をすべて叶えることは難しいものです。そのため、「絶対に譲れないポイント」と「妥協できるポイント」を明確にしておくことが、スムーズな土地探しの秘訣です。

手順2:予算配分を慎重に計画する

土地と建物、どちらにいくら使うか。この配分を間違えると、後々大きな後悔につながります。

土地にお金をかけすぎると、建物の予算が圧迫されてしまいます。その反対に、建物にお金をかけすぎると、今度は土地の予算が圧迫されてしまいます。「良い場所の土地を買ったけど、家はイメージと違う…」「家にこだわりすぎたあまり、希望のエリアに家を建てることができなかった…」という後悔を避けるために、総予算の中で、土地・建物費用の適正な割合を考えることが重要です。

また、忘れがちなのが諸経費です。注文住宅の購入には仲介手数料(土地価格の3%+6万円+税)、登記費用、不動産取得税、ローンの諸費用などがかかります。これらを含めた総額で考えることが大切です。

【平均的な注文住宅費用の割合】

  • 土地購入費:総予算の30〜40%程度
  • 建物建築費:総予算の50〜60%程度
  • 諸経費:総予算の10%程度

ただしこの予算配分はあくまで平均的なもので、家を建てることによってどんな生活を叶えたいのかによって配分は変わってくるでしょう。

例えば、駅チカや人気学校区等の立地重視で建物はローコストやセミオーダーなどで価格を抑えたい、という考えであれば、その分土地購入費にかける予算が増えますし、立地はさほどこだわりが無く、建物の間取りや設備にこだわりたいという考えであれば、その分建物建築費にかける予算が増えてきます。どのように予算を割り振るか、手順1によって希望条件の優先順位をつけておくことが大切です。

姫路市内の土地価格は地域によって大きく異なります。例えば、姫路駅周辺の人気エリアでは坪単価が高く、郊外に行くほど比較的リーズナブルになる傾向があります。

あなたはどのエリアなら理想の家を建てられますか?

手順3:姫路市内の候補エリアを絞り込む

姫路空撮写真

姫路市は広く、エリアによって特色が異なります。自分たちの優先順位に合わせて候補エリアを絞り込みましょう。

姫路市内の人気エリアには、姫路駅周辺の利便性の高いエリア、教育環境が充実している姫路駅北エリア、自然環境が豊かな広畑・書写などの姫路市西部エリアなどがあります。それぞれのエリアの特徴を知ることで、自分たちに合った場所を見つけやすくなります。

例えば、子育て世帯に人気の高い小学校区としては、安室東小学校区、八幡小学校区、荒川小学校区などが挙げられます。共働き夫婦が多い現代では、利便性の高さと落ち着いた子育て環境が両立できるエリアの人気が高くなる傾向にあります。

通勤を重視するなら、JR姫路駅や山陽電鉄の駅周辺がおすすめです。特に東姫路駅周辺や、2026年春に開業予定のJR手柄平和公園駅、山陽電鉄手柄駅周辺などは、周辺の再開発が進み、商業施設も充実しています。

自然環境を重視するなら、姫路市東部の花田・飾東エリアや姫路市西部の広畑エリアなどが候補になるでしょう。豊かな自然に囲まれた環境で、のびのびと暮らすことができる一方、利便性も兼ね備えた優れた住環境が広がっています。

土地探しの際は、平日・休日・昼夜と時間帯を変えて現地を訪れることをおすすめします。平日の昼間は静かでも、夜や休日は意外と騒がしいこともあります。実際に足を運んで、その場所の雰囲気を体感することが大切です。

手順4:土地の条件と法的制限を確認する

気に入った土地が見つかったら、その土地の条件と法的制限を詳しく確認しましょう。見落としがちなポイントが実はたくさんあるのです。

まず確認すべきは「用途地域」です。これは土地の使い方に関する制限で、住居専用地域、商業地域、工業地域など様々な種類があります。例えば、第一種低層住居専用地域では、静かな住環境が保たれる一方で、建物の高さ制限が厳しい傾向があります。

次に「建ぺい率」と「容積率」をチェックしましょう。これらは建てられる建物の大きさを制限するもので、土地いっぱいに家を建てたいと思っても、これらの制限によって思ったような家が建てられないことがあります。

また、「接道義務」も重要なポイントです。建物を建てるためには、幅員4m以上の道路に2m以上接していることが原則必要です。見た目は問題なさそうでも、実は接道義務を満たしていない土地もあるので注意が必要です。

土地の形状も重要です。南向きや南東向きの整形地が人気ですが、不整形地や旗竿地は建築の制約が多くなります。日当たりや風通しも実際に現地で確認しましょう。

さらに、姫路市のハザードマップで災害リスクを確認することも忘れないでください。洪水、土砂災害、地震などのリスクが低い地域を選ぶことで、将来的な安心と資産価値の維持につながります。

これらは基本的に土地探しをしている不動産会社の担当者から説明がありますが、もし明確になっていない場合は遠慮せずに質問して疑問をクリアにしておきましょう。

手順5:土地の地盤や周辺環境を徹底調査する

土地購入で後悔しないためには、目に見える条件だけでなく、地盤の状態や周辺環境も徹底的に調査することが欠かせません。

地盤が軟弱だと、家を建てる際に地盤改良工事が必要になり、予想外の費用がかかることがあります。地盤の状態を事前に確認するには、不動産会社や建築会社に地盤調査を依頼するのが確実です。

下見の際に、道路が大きく下がっていたり、周辺のブロック塀が傾いていたりする場合は、地盤が弱い可能性があるので注意しましょう。

周辺環境も重要なチェックポイントです。近隣に工場や飲食店がある場合、騒音や臭いが気になることがあります。また、将来的な開発計画がないかも確認しておくと安心です。静かな環境だと思って購入したのに、後から大型マンションが建設されて日当たりが悪くなった、というケースもあります。

境界の確認も忘れてはいけません。境界が曖昧な土地を購入すると、後々隣家とトラブルになる可能性があります。測量図や境界確認書があるか確認し、なければ測量を依頼することをおすすめします。

生活に必要なインフラ(水道、ガス、電気、下水道)が整備されているかも確認しましょう。特に市街化調整区域などでは、インフラが十分に整っていないこともあります。

あなたの気になっている土地は、これらの条件を満たしていますか?

手順6:信頼できる不動産会社・建築会社を選ぶ

土地購入を成功させるためには、信頼できるパートナー選びが重要です。特に初めての土地購入では、プロのアドバイスが不可欠です。

姫路市内には多くの不動産会社がありますが、中でも地域に精通した会社を選ぶことをおすすめします。地元密着型の不動産会社は、その地域の特性や将来性、さらには公表されていない物件情報も持っていることがあります。

姫路市近郊で土地・分譲地・マンション・一戸建てなどを扱う赤鹿地所では、建築条件が付いていない「ロワイヤルガーデンズ」ブランドの分譲地を中心に、常時1000区画を超える物件情報を所有しています。建築条件なしの土地は、自分の希望する建築会社で家を建てられるというメリットがあります。

不動産会社を選ぶ際のポイントは以下の通りです:

  • 地域の情報に詳しいか
  • 物件の提案力があるか
  • アフターフォローは充実しているか
  • 説明が丁寧でわかりやすいか
  • 強引な営業をしていないか

また、土地と建物を一体で考えるなら、土地探しのセミナーや相談会に参加するのも良い方法です。赤鹿地所では「土地探し完全攻略セミナー」や「FP相談会」などのイベントを定期的に開催しています。こうしたセミナーで、プロの視点から土地選びのポイントを学ぶことができます。

信頼できるパートナーと出会えれば、土地購入の不安は大きく軽減されるでしょう。

▶赤鹿地所で開催中のイベント・セミナー

手順7:契約前の最終確認と将来を見据えた判断

いよいよ契約というとき、焦りは禁物です。最終確認を怠ると、取り返しのつかない後悔につながることも。

契約前には、これまで確認してきたすべての項目を再度チェックしましょう。特に重要なのは以下のポイントです

  • 土地の法的制限(用途地域、建ぺい率、容積率など)
  • 地盤の状態と改良工事の必要性
  • 境界の明確さ
  • インフラの整備状況
  • 周辺環境と将来の開発計画
  • 災害リスク

また、将来の生活変化も考慮することが大切です。「今は良くても、5年後、10年後はどうか?」という視点で考えてみましょう。例えば、子どもが成長すれば教育環境の重要性が増しますし、年を取れば医療施設へのアクセスが重要になります。

姫路市内でも、エリアによって将来性は異なります。例えば、姫路駅周辺は再開発が進み、利便性が高まっている一方、郊外エリアでは新たな住宅地開発や商業施設の建設が計画されているところもあります。

最終的な判断は、「この場所で本当に幸せに暮らせるか?」という点に尽きます。数値やデータだけでなく、実際にその場所に立ったときの感覚も大切にしてください。

そして、決断したら後悔しないこと。どんな土地にも一長一短があります。完璧な土地を探し続けるよりも、見つけた土地の良さを最大限に活かす家づくりを考えることが、幸せな暮らしへの近道かもしれません。

まとめ:姫路で理想の土地を見つけるために

姫路駅前

姫路で土地を購入する際の7つの手順を解説してきました。最後に重要なポイントをおさらいしましょう。

まず、家族で理想の暮らしをイメージし、優先順位を明確にすることから始めます。次に、総予算の中での土地と建物の適切な配分を計画し、姫路市内の候補エリアを絞り込みます。

気に入った土地が見つかったら、土地の条件と法的制限を確認し、地盤や周辺環境を徹底調査します。そして、信頼できる不動産会社・建築会社をパートナーに選び、契約前には最終確認と将来を見据えた判断を行います。

土地購入は一生に一度の大きな買い物です。焦らず、慎重に、そして自分たちの理想の暮らしを実現するための第一歩として、最適な土地を見つけてください。

姫路市には、歴史と文化が息づく魅力的なエリアがたくさんあります。あなたにぴったりの土地が、きっと見つかるはずです。

より詳しい姫路の土地情報や、プロのアドバイスが必要な方は、姫路市の不動産会社、赤鹿地所にぜひご相談ください。土地探しのセミナーや相談会も定期的に開催されていますので、ぜひ活用してみてください。

▶姫路の土地情報についてもっと詳しく知りたい方はこちら