コラム
2025/04/16
土地の購入
子育て世帯におすすめの土地の選び方とは?子育てしやすい環境を紹介
安心して子育てをするためには、土地そのものや周辺環境を含めて選ぶ必要があります。
土地を購入し、家を建てる際には広さや設備、価格と同じくらい、エリア周辺の治安や交通量も大切です。
そこで今回は、子育て世帯なら知っておきたい土地の選び方をご紹介します。
住むエリアによって利便性や安全性が大きく変わるので、土地選びの参考にしてください。
子育てしやすい環境とは?
ここでは子育てがしやすくなる土地、特に環境面での選び方をご紹介します。
■学校までの距離が近い
学校や保育園・幼稚園までの距離が遠くなると、
送り迎えやお子さんの登下校が大変になってしまいますので、
できるだけ近い方がおすすめです。
また家と学校の距離が近いと、授業参観や運動会などの行事に参加しやすくなるといったメリットもあります。
学校までの距離は近いことで家族の様々な負担が減る、
土地を決めるうえで重要なポイントです。
■スーパーまでの距離が近い
土地を探すうえで、近隣にスーパーがあるかどうかは外せない要素です。
子育て世帯だと毎日のように食料品や日用品を購入するでしょう。
近くにスーパーなどの買い物施設があることで毎日の買い出しがしやすくなることに加え、
通勤や送迎の際に気軽に立ち寄ることができます。
徒歩圏内、もしくは車や自転車で行きやすい場所にスーパーがあるか、
地図アプリなどを使って確認しておきましょう。
■公共交通機関を利用しやすい
電車やバスなどの公共交通機関の有無も重要です。
徒歩圏内に駅やバス停があることで通勤や通学が便利になります。
特に、お子さんがいるご家庭だと朝に時間がなくバタバタしがちですが、
近くに駅やバス停があり、すぐに電車やバスに乗れるような土地を選ぶと安心です。
普段は車を使っている場合でも、交通手段が他にあるといざというときにとても便利です。
土地を決める前には、電車やバスで移動することも考え下調べしておきましょう。
■交通量の多さ
土地を選ぶ際には物件周辺の交通量も確認しておきましょう。
車の行き来が多く渋滞が発生しやすい道が土地の前にあったりする場合は大人はもちろん、お子さんにとって特に危険です。
小学生くらいの年齢になると行動範囲が広がるので注意が必要です。
事故や危険を未然に防ぐためにも、前面道路は安心して歩けるような、
車がスピードを出しにくい、見通しのよい道路がいいでしょう。
■実家との距離
もしご両親の手を借りることができるのであれば、
いざというとき頼れる実家が近くにあると心強いでしょう。
共働きの場合、仕事の都合や体調を崩してしまったりと、
どうしても子育ての助けがほしくなることもあると思います。
また、実家の近くということは子どものころから慣れ親しんだ場所に住むということ。
土地勘があるので、ストレスなく新生活をスタートできることも大きなメリットです。
子育て世帯に優しい(人気な)土地の立地条件
子育てしやすい立地には条件があります。
- 治安が良い
- 子どもの遊び場が充実している
これらの2つを見ていきましょう。
■治安が良い
安心して子育てするためにも治安の良さは外せないポイントです。
街灯で夜道も明るかったり、近隣に子育て世帯が多くコミュニケーションが取りやすい環境だと安心感が持てます。
一方で、歩道に捨てられているゴミが目立ったり、公園のトイレが汚かったりするエリアは治安が悪い可能性があるので要注意です。
また明るい時間帯は静かなエリアでも、夜になると治安が一変することもあります。
実際に現地を見に行く際は、昼と夜など、時間を変えて何度か見ておくことをおすすめします。
■子どもの遊び場が充実している
近くに公園などの遊び場があるといいでしょう。
自然が豊かで大きな公園があれば、休日に家族揃って遊んだり、ピクニックをしたりできます。
また公園は、近所の子育て世帯の家族と繋がる憩いの場にもなるでしょう。
同じ地域に子育てについての情報交換ができる仲間がいることはとても心強いことです。
お子さんにとっても近所に仲がいい友達ができたりと、良い事がたくさんです。
まとめ
今回は、子育てしやすい土地選びのポイントをご紹介してきました。
土地を決める際は学校や駅、スーパーまでの距離を重視することをおススメします。
距離が近いことで、忙しい子育て夫婦の負担を軽減できるからです。
また土地周辺の交通量や治安を考慮することで、家族の安全を守ることにも繋がります。
ただし、すべての条件を満たす土地を見つけるのはなかなか難しいです。
立地条件の優先順位を決め、妥協できるところとそうでないところを明確にしてください。
土地探しに困ったときは、不動産会社など土地の専門家にアドバイスをもらうのも大切です。
特に地元に強い不動産会社であれば、ご近所や自治会についての独自の情報を持っている可能性もあります。
プロの力も借りつつ、納得の土地を見つけましょう。