コラム

2024/11/01

土地の購入 注文住宅

注文住宅のための土地の探し方は?土地探しのポイントをお教えします

一念発起して注文住宅を建てるとしましょう。
そこには多くの課題があるもの。
お金はもちろん、どの建築会社に頼むのかといった課題もあります。

その中でも土地がなければ、物理的に家が建ちません。
実家の土地があるなど、すでに土地を確保している場合を除き、土地探しからのスタートです。

今回は注文住宅のための土地の探し方について考えていきます。

 

注文住宅を建てるにはまず土地探しから始まる

実家の土地がある、親が土地を用意してくれた、といった幸運な状況を除き、
注文住宅を建てるにはまず土地探しから始まります
ただし、自分たちの希望するエリアに理想の土地が現れるかどうかはわかりません。

この土地をどのように探すかによっても、新居に入居するまでの時間が変わります
土地探しは建築会社の選定や間取りの検討と同じくらい重要なプロセスです。

 

土地探しの方法

現在ではネット情報から探すのが主流です。
ポータルサイトを活用することによって、土地探しがとても便利になりました。
また、ハウスメーカーも独自のルートで物件を確保していたり、不動産会社ではいち早く最新情報を手に入れることができる可能性も。

ここでは、こうした土地探しの方法についてご紹介します。

 

ポータルサイトで探す

不動産関連のポータルサイトがいくつも運営されています。
SUUMO(スーモ)HOME‘S(ホームズ)が代表例です。

全国いたるところの不動産情報が掲載されています。
検索方法も地図からの検索価格からの検索など豊富です。

ポータルサイトのほとんどは無料で利用できるため、相場や物件の状況を知るためにも随時利用しましょう

 

ハウスメーカーに依頼する

ハウスメーカーも多くの情報を持っています
ハウスメーカーの本業は家を建てること。

こうしたメーカーは自分たちの家を建ててもらうために、土地情報や独自の土地を仕入れたりしているのです。
ハウスメーカーにとっても、土地も買ってくれて建物も建ててくれるお客さんを逃がしたくありません。

絶対にこのハウスメーカーで建てたい!という希望がある場合は、土地探しから相談することもおすすめです。

 

足で探すこともできる

もし今住んでいる場所の近くで土地を探しているとしたら、それだけで有利な点もあります。
空き地が造成工事を始めた、大きなお屋敷が取り壊された、といったことがわかれば、
その後にそれらの土地が売りに出されるかもしれません。

こうした情報は実際に現場に足を運ばなければわからない情報です。
このように足で探すこともできます。

 

不動産会社に依頼する

不動産会社に依頼する方法は以前からある方法です。

全国展開しているような大手不動産会社は広域的な情報を持っていて、条件に合致した物件を探しやすいでしょう。
反対に地元の業者その地域でしか出回っていない独自の情報をもっていることがあります。
どちらにも一長一短あるので、大手不動産会社と地元不動産会社を使い分けるとよいでしょう。

また、ハウスメーカーなどの建築会社から提案される土地情報は、不動産会社から得ていることが多いです。
そのため、直接不動産会社に土地探しを依頼することで、
ハウスメーカーを介することなく、最新の情報を手にすることができます

土地探しはスピード勝負なので、ハウスメーカーがまだはっきり決まっていない、立地にこだわりたいという方不動産会社での土地探しが向いていると言えるでしょう。

 

土地探しのポイント

土地探しの方法についてご紹介しました。
続いては土地探しのポイントです。

土地は多くの人が探しています。
よい物件は競争率も値段も高く、すぐに売れてしまうものです。

残っている土地が理想の条件をすべて満たしていなくても、理想に近づけることはできます
そうした土地探しのポイントについて見ていきましょう。

 

100点満点の土地はない

日当たりがよくて駅まで近くて、値段も割安な土地。
誰もがそんな土地を探しています。

ただ、すべての条件を満たすような、100点満点の土地はありません
なるべくよい条件の土地を探すべきですが、どこかの段階で妥協も必要です。

 

優先順位を決める

希望の条件に優先順位を決めましょう
日当たり駅や学校までの距離お店までの距離といった条件の中で、どれが優先されるか決めるべきです。

一方で気を付けることもあります。
例えば学校までの距離。子どもが通っているときは近いほうがよいものの、学校を卒業すると学校に近いことはメリットにはなりません。
スーパーやコンビニなどの店舗も閉店したり、新しい店舗ができたりする場合もあります。

優先順位は長い目で考えてつけていきましょう

 

設計でカバーできることも

理想の土地を手に入れられなくても、諦めることはありません。
条件次第では建物のレイアウトや設計でカバーできることもあります。

例えば日当たり。南側に高い建物があったとしても、天窓を設ける中庭を作るといった工夫次第で日当たりは確保できます。
また少々敷地が狭くても3階建スキップフロアを活用すれば面積を確保できます。

このように、建物の設計でカバーすることもできるのです。

 

まとめ

今はインターネットの活用により手に入れる情報は多くなりました。
それは土地を探している全員に言えることです。
情報が多くなった分、競争も激しくなりました。

いくつか土地の探し方を紹介しましたが、1つに絞らずに様々な方法で情報収集をすることをおすすめします。

 

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